八里半(はちりはん)とは

は行の単語

八里半(はちりはん)とは、さつまいもを指す言葉です。味が栗(くり)=九里(くり)に似ているがその味はやや劣ることから、九里まで届かない八里半と呼ばれました。江戸時代、主に焼き芋店の看板で用いられています。江戸中期に出版された書方軒の近世 浮世草子 心中大鑑や、浮世風呂、釘抜藤吉捕物覚書等様々な出版物で確認ができます。

別の名に十三里(じゅうさんり)があります。こちらは「栗よりうまい」から「九里四里」で足して十三里となりました。

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