夜鷹そばとは、意味

や行の単語

夜鷹そばとは、江戸時代に夜の街で蕎麦を売り歩いた担ぎ屋台のこと。蕎麦が主体であった江戸の街で使われた用語で、うどんが好まれた上方では夜鳴うどんとも呼ばれていた。

夜鷹と呼ばれた理由は諸説あるが、

・夜鷹(最下級の遊女)が好んで食べた
・夜鷹の花代と同じ価格だった
・御鷹蕎麦が訛った
※火事の多い江戸では夜火を使うことを禁止していたが、将軍御用の鷹匠の寒さ対策のため御鷹蕎麦は火を使うことが許されていた。

またその他説としては、元々江戸の町では貧乏そばと呼ばれていたが、京都から夜鷹そばという言葉が伝わり、江戸でも使われるようになったとも言われています。

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